バスト(乳房)の発育
魅力的なバストは女性の憧れです。バストはどのような過程で発育するのでしょうか?
○幼児期のバスト
思春期が始まるまでバスト(乳房)に男女差はなく,内部構造も類似しており,乳管が集まって乳頭に延びています。
○思春期のバスト
思春期の始まりである7〜11歳ころから乳房の発育が始まりますが、これは卵巣からの女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が増えて乳腺組織の発育が始まるからです。
小学校を卒業する頃になると、乳輪の下で乳腺が膨らみはじめます。
乳首の先がちくちくしたり、つんとひっぱられるように感じるとともにバストは膨らみ、少しずつ大人に近づいていきます。
精神的にも敏感なこの時期にはバストの大きさや形で悩む女性が多く見られます。
○成熟期のバスト
高校に入学するころには、乳首は大きくつき出て健康的に色づき、乳房はかたくまるく膨らんできます。まさに、女性の象徴としてのバストの誕生です。
バストの大小はもとより、陥没乳頭、乳頭肥大、乳頭・乳首の黒ずみなど悩みも多く出てきます。
○授乳期のバスト
妊娠すると乳腺が発達してバストはどんどん大きくなり、授乳期がそのピークとなります。乳腺もプドウの房のようにたくさんの枝に分かれ、大きくふくらみます。
乳首は赤ちゃんがくわえやすいように大きくなっていき、赤ちゃんが見つけやすいょうに黒ずみんできます。一時的にバストアップして喜ぶ女性も多いとか・・・。
○授乳後のバスト
授乳が終わると母乳の分泌がなくなり乳腺組織も退化して乳房も小さくなります。授乳期に大きくなったバストが小さくなるので、その分皮膚がたるみバストが垂れてしまいます。
このことから、多くの女性が女性としての自信をなくす時期でもあるようです。はりがなくなり垂れたバスト、萎縮して小さくなったバストで悩む女性が多いようです。
○更年期のバスト
40代、50代は授乳や老化により、女性ホルモンの分泌が減少。また、アンバランスになりがちです。
これまで女性ホルモンでうるおされてきた乳腺や皮下脂肪は萎縮し、しこりができたり、痛んだり、さらには水がたまってしまうこともあります。この状態を乳腺症とよぴます。
乳腺症とは、中年女性によくみられる良性疾患で、性ホルモンの不均衡(相対的なエストロゲン過剰状態)によりおきると考えられています。
バストのタルミや下垂とともに、疾患での悩みが出てきます。